ロマンティック・ハイウェイ

バックミラーの東京タワー

ビルの影消えていく

 

カーステレオのサウンド

カセットのA面は

オマエへのMessage

 

街灯(あかり)の照らす横顔が

いつもより輝いて見えるのさ

 

駆け抜けようぜ ロマンティック・ハイウェイ

闇を切り裂く Night Drive

強く踏み込む ハートのアクセル

オマエを乗せて Romantic Highway

 

 

雨あがり

雨があがって 晴れ間がのぞいたら

君に会いにいこうね

 

君の好きなもの 好きな花

たくさん買っていこうね

 

本を読むのが好きだった君に

詩集をひとつ持っていこうね

 

雨に濡れたあじさいが

陽を浴びてキラキラしているよ

 

いつもの景色のひとつひとつを

大切におぼえておこうね

 

君にたくさんの花をあげたら

いっしょに詩集を読もうね

 

いくつになっても変わらない君を

ずっとずっと好きでいようね

 

 

霧の根室本線

 

炭鉱街の おもかげ薫る

石狩平野を ひとり旅立つ

芦別川に 流れる星に

あなたの横顔 思い浮かべる

 

愛しさ乗せて 今日も往く

霧の根室本線

 

 

あなたにそっと 口づけたのは

ラベンダー芽吹く 夕暮れの丘

大雪山の 山並み照らす

夕焼け見つめ ため息ひとつ

 

恋しさ乗せて 今日も往く

霧の根室本線

 

 

40系の ヘッドランプが

山間の夜霧を 裂いて走れば

あかりも見えぬ ガラスに映る

素顔にそっと 涙ひとすじ

 

切なさ乗せて 今日も往く

霧の根室本線

 

 

闇夜に響く 海鳴りの音

消せぬ思いに 唇かんだ

ひとり訪ねる 幣舞橋の

夜風に抱かれて あなたを待つの

 

哀しみ乗せて 今日も往く

霧の根室本線

 

 

銀河温食フライヤー

 

 台詞 )

 夜空の星が輝く陰で

 グゥと小腹が鳴いている

 やもめ暮らしに泣く人の

 笑顔もとめて店内調理

 銀河温食フライヤー

 お呼びとあらば即参上

 

開くドア 響くチャイム

青いコンビニ 縞模様の制服

あの娘が営業スマイルで「いらっしゃいませ」

目指すはレジ横 ショーケース

チキン からあげ フライドポテト

胸の鼓動を熱くする

 

銀河温食フライヤー

お腹を満たし 心も満たす

銀河温食 銀河温食 フライヤー

 

 

はやる心 抑えながら

まずはサラダ 栄養バランスに注意

たらこのおにぎり手に取って

目指すはあの娘 右のレジ

コロッケ 焼き鳥 メンチカツ

ポイントカードも忘れずに

 

銀河温食フライヤー

お腹を満たし 心も満たす

銀河温食 銀河温食 フライヤー

 

 

薄野の夜は更けて

 

最終列車を見送って

歩き出す夜の街角

小雨に差し出す傘の向こうに

赤い黄色いネオンがにじむ

 

ああ薄野の夜は更けて

愛しい人は戻らない

今夜も一人 一人きり

哀しい酒をあおるのね

 

 

都通を左手に

歩き出すビルの街角

真っ赤に色づくナナカマドの樹

ぽつりぽつりと涙がにじむ

 

ああ薄野の夜は更けて

愛しい人は風の中

今夜もきっと きっとそう

私の心も知らぬまま

 

 

鴨々川の眺めから

歩き出す白い街角

駅前通も雪化粧して

ふわりふわりと粉雪が舞う

 

ああ薄野の夜は更けて

愛しい人は北の果て

今夜もグラスを空にして

冷たい涙に濡れるのね